コラーゲンは夏にも必要？今こそ見直したいインナーケアのはなし

「コラーゲンって、冬の乾燥対策に良い成分でしょ？」そう思っている方、多いのではないでしょうか？

確かに乾燥が気になる冬場は肌の保湿やハリのためにコラーゲンを意識する人が増えます。
でも実は、春や夏にもコラーゲンを摂るメリットはしっかりあるんです。
今回は、そんな意外と知られていない「夏のコラーゲン事情」について、わかりやすくご紹介していきます。

紫外線がコラーゲンを壊す? 夏の肌に潜む落とし穴

春から夏にかけて、私たちの肌が直面する大きな課題――それが「紫外線」です。
特に5月～8月は、年間を通じて紫外線量がグンと増える時期。
紫外線対策といえば、日焼け止めや帽子、日傘などが思い浮かびますが、実は肌の“内側”でも紫外線によるダメージが進んでいるのをご存知でしょうか？

紫外線には、肌の表面に影響を与えるUV-Bと、肌の奥深くの真皮層まで届くUV-Aの2種類があります。特にUV-Aは、肌のハリを保つために欠かせないコラーゲンやエラスチンをじわじわと分解してしまうといわれています。

これによって肌の弾力が失われたり、将来的なハリ不足の原因になる可能性があるのです。紫外線は毎日の積み重ねで少しずつ影響してくるもの。
だからこそ、夏こそ「内側から守るケア」が大切になってきます。

エアコンによる乾燥も肌にとってはストレス

外は暑いのに、室内はキンキンに冷えている…という状況、夏にはよくありますよね。
でも実は、このエアコンによる乾燥も肌の大敵。
冷房によって湿度が下がると、肌表面の水分が奪われ、乾燥が進みやすくなります。

乾いた肌はバリア機能が乱れやすく、紫外線やホコリ、汗による刺激にも敏感になりがちです。
そして、肌が乾燥した状態だと、コラーゲンをはじめとするうるおい成分の生成にも影響が出やすいと言われています。

肌の基礎力を高めるためには、外側からの保湿だけでなく、内側から栄養を届ける“インナーケア”も意識したいところです。

季節の変わり目は「ゆらぎ肌」にも注意

春は花粉や黄砂、初夏は急激な気温変化など、肌にとってストレス要因が多い季節です。
こうした環境の変化は「ゆらぎ肌」と呼ばれる不安定な肌状態を引き起こすことも。

肌が敏感になると、いつも通りのスキンケアでも違和感を感じたり、突然かさついたり、赤みが出てしまうこともありますよね。
そんなときこそ、身体の内側から肌の調子を整えておくことが、安定したコンディションを保つカギとなります。

コラーゲンは“食べてすぐ肌になる”わけじゃない？

ここで少し、コラーゲンの摂り方についても触れておきましょう。

よく誤解されがちなのが、「コラーゲンを摂ればそのまま肌のコラーゲンになる」という考え方。
実際には、摂取したコラーゲンは一度体内でアミノ酸などに分解されてから、必要に応じて再合成されると考えられています。

つまり、毎日の食生活の中で、コラーゲンを“継続的に・バランスよく”摂ることが大切なのです。

また、コラーゲンはビタミンCや鉄分などの栄養素と一緒に摂ることで、体内での再合成がスムーズになるとも言われています。
フルーツや野菜、良質なタンパク質を取り入れる食生活も意識していきたいですね。

夏のコラーゲンケア、どんな方法がある？

コラーゲンは肉や魚の皮、軟骨などにも含まれますが、毎日意識して摂るのはなかなか大変ですよね。
そんなときは、コラーゲンペプチドなどを含む食品やサプリメントを取り入れるのも一つの手です。

特に夏場は、食欲が落ちたり、冷たいドリンクを好む季節だからこそ、飲み物や食事にサッと混ぜられるパウダータイプのコラーゲンサプリメントは、手軽に効率よくコラーゲンを補給できる強い味方となるでしょう。

ポイントは、「無理なく、習慣として続けられること」。
体の内側に届けるものだからこそ、品質や成分表示を確認し、自分に合ったものを選ぶことも大切です。

夏の美肌は「内側からの備え」で差がつく！

春や夏は、一見肌トラブルが少ない季節に思えるかもしれません。
でも実際には、紫外線・乾燥・気温差などによって、肌のダメージはじわじわと蓄積されています。

そんな時期だからこそ、コラーゲンをはじめとする美容成分を内側からしっかり補う習慣が、将来の肌に大きな差をつけるカギになります。

すぐに目に見える効果はなくても、「肌の基礎力」を整えるための積み重ねは、きっと裏切りません。
今年の夏は、紫外線対策やスキンケアに加えて、コラーゲンペプチドを“食べる美容習慣”も取り入れてみませんか？

紫外線や乾燥に負けない夏肌へ。
日々のインナーケアで、未来の肌を守りましょう。